俺とJolly Bobby SEX3

今回こそJolly Bobby SEXになる!(意気込み)

 

前回書いたけどEASTNINEでの活動はよく覚えてない。

覚えとるのは、

単車で事故。右足の上を車が通過。

綺麗に骨折、手術→入院2週間。

確か中洲BIG HITでのAIR SPIN主催のライブを飛ばした。

 

機材車というか俺のマークⅡバンを盗まれた。

ライブ当日の朝、機材を全て積んだ状態で盗まれた。

機材、ではなく、車を。

当日は確か後輩達に機材を借りまくってHEART BEATでライブした。

現#4のゆうさくさんのTOCと一緒だったはず。

それはそれはぶちかました。

 

ちなみに後日車は見つかった。

ガラスを割られ、ギター、ベース、カーオーディオを盗まれていた。

俺の機材だけ無傷。綺麗に全部あった。

なんだか謝る気にもならないし複雑だった。

俺のも取れよ、と少し思った。

 

 

作曲は祐喜、動かすのは俺、っていう役割りが自然に出来ていた。

バンドマンはみんなそんな感じよね。

当番制。

たまにぜーんぶやるスーパーマンがおるけど。笑

 

祐喜は入学当初洋楽が大嫌いで、日本のパンクやメロコアに夢中だった。

それがMTVを契約して以降、180°洋楽好きに変わった。

毎月何枚もCDを買って爆音で聴いていた。

パンク、ミクスチャー、ヒップホップ、なんでも「カッコいいものは好き!」って感じ。

家に行けば信じられないボリュームで音楽を流してたから嫌でも覚えるし俺も好きになった。

みんな、家のコンポのマックスボリューム出した事ある?

別に防音が優れてる、とかそんなのない普通のアパートでたまにそれやってた。

まじ迷惑。笑

 

とにかく祐喜の作曲センスは抜群だった。

出てくるメロディ1個1個にズキュンズキュンやられていた。

音楽理論なんか何も知らないのに、コードの一つも知らないのに。

半音上げが好き、やたらアルペジオだけ上手い、とか変わったやつ。

俺はとにかく祐喜の曲がツボだった。

 

ただ祐喜自体はベース下手じゃし歌詞覚えんし言う事聞かんし、あまり好きじゃなかった。爆

売れよう、みたいな俺の考えには反対するし。

じゃあ勝手にやっとけ、って気持ちは少なからずあった。

 

 

前回も書いたけど俺は色々サポートをしていた。

中でも長かったのが赤壁

AKAこと赤星くんがいたパンクバンド。

赤星くんとも18歳の頃からの付き合い。

メンバー3/4が180オーバーの大型バンド。

サビは基本100%合唱、大シンガロングで最高にカッコ良かった。

オリジナルのドラマーが辞めて以降、アルバムも録ったし、ずーっとサポートし続けたのに、解散ライブだけオリジナルメンバーに叩かせやがった。

さらにそのライブのDVDまで作りやがって。

別に気にしてないし。ふん。

みんなに聴いて欲しいなぁ!

 

 

2004年頃から俺は元DASHING STRAIGHTの成松さんが作ったWIGGLYってバンドでもサポートを始めた。

QUICKDEADでギター弾いてたしょうぞうさんも一緒に。

ダッシングは見た事なかったけど名前もすごい聞いてたから(当時は何にも知らなかったけど1138だったんすね。好きっす。)誇らしかったし、対バンもEASTNINEではやれないようなバンドが多かった。

その年に大分DRUM TOPSで10FEETとも一緒にやった。

パンパンのトップス、すげー気持ち良かった。

終演後の挨拶で坪井さんから「お前が一番冷静にしっかりやってたな」と褒めてもらったのをすごく覚えてる。

 

WIGGLYにいれば売れるのかも、と正直思った。

が、一つだけ、じゃけど最大の問題があった。

 

「曲が好きじゃない。」

曲が好きじゃないとつまらない。

あくまで「俺は」ね。

 

 

ある日祐喜からメールが来た。

「ギターに直樹を入れようと思っとる。バンド名も変える。辞めたかったら辞めて良いよ。」

その頃、洸翔と軽音楽部の一つ下の後輩だった直樹がやたらつるんで遊んでいた。

なるほど、そんな話があったのか。

俺は二つ返事で「いや、やるよ。」と答えた。

祐喜と洸翔は俺が辞めてWIGGLYに入ると思っていたらしく驚いていた。

直樹はギターが下手だったし生意気だし少し嫌だった。笑

 

続ける理由は上に書いた通り。

とにかく良い曲、好きな曲をやりたいから。

今も同じ気持ちです。

 

 

後日、バンド名がJolly Bobby SEXになったと聞かされた。

Jolly Bobby SEXって命名に俺と直樹は全く関わっていない。爆

 

よし、やっとJolly Bobby SEXに辿り着いた。笑

今日はここまで。

 

ばいばい☺︎